顎変形症はセルフケアでも症状を改善できる!おすすめのトレーニング方法を紹介
症状が軽度の場合はマッサージでほぐす
顎変形症が軽度の症状である場合、顎周りを軽くほぐすマッサージで簡単にセルフケアが可能です。口を動かして痛みを感じる箇所に手を添え、指先で円を描くように優しくマッサージを行いましょう。
指に力を入れると顎に負担をかけてしまうため、添えるようにゆっくりと回していきます。同じ方向に回さず、数回繰り返したら今度は逆方向に回すという動作を数セット繰り返しましょう。痛みが強い場合、下顎に手を添えながら行うと効果的です。
症状が重度の場合は顎に負担をかけないように手を添える
顎変形症は顎への負担が強くなると口や顎関節周りに強い痛みが発生するため、できるだけ負担をかけないように口の動作を小さく抑えましょう。あくびをする際などは必要以上に口を大きく開かないよう、下顎に手を添えて抑えると効果的です。
食事の際は歯や顎に力がかかりすぎないよう、材料を細かく切ったり柔らかいものを中心に選ぶことをおすすめします。大きく口を動かしたり顎関節に衝撃や負荷がかかる行為は厳禁ですので、意識して抑える習慣をつけましょう。
顎変形症のセルフケアはかかりつけ医に教えてもらおう
顎変形症は顎の骨の異常などが原因で引き起こされる症状のため、知識のない素人では対処できないことのほうが多いと考えておきましょう。歯や顎に負担がかからないように生活しても、すべてを万全に対策するのは困難と思われます。
痛みや違和感が酷いようであれば、矯正歯科医に早めの相談をしましょう。矯正治療の専門家なら、自宅でもできる顎変形症の簡単なセルフケアの方法を教わることができます。絶対に我慢をしないことが、早期治療のコツです。