藤沢市で顎変形症を歯科矯正で治療したい!主な症状や治療方法を解説
顎変形症とは顎骨の形や大きさが原因で咬合不正と顔の変形が起こる症状
顎変形症とは、上下の顎の骨の形や大きさのバランス異常や顔の変形により、不正咬合や発音が正常に機能していない症状です。ワイヤー矯正やマウスピース矯正を用いる歯列矯正だけでは治療するのが困難な場合が多く、骨のゆがみ具合が重度の場合は外科手術が必要となることも珍しくありません。
幼児期の顎変形症は目立ちにくく、顎の骨が発育する成長期に症状が顕著になる傾向にあります。そのため、早期発見や早期治療が難しいとされ、成長してから矯正治療を行うケースが多いです。
顎変形症は遺伝とされているがほとんど原因不明
顎変形症の発症は先天性と後天性の2種類とされ、原因は正確には判明されていません。有力視されているの親の遺伝による先天性の骨格や歯並びが原因と思われ、成長期の骨の成長過程で発症する後天性のものがあるとされています。
幼児期のおしゃぶりなど舌を出す癖など、発症原因はさまざま推測されていますが、さだかではありません。顎の成長が正しく行われず、アンバランスな状態で成育してしまうと顎変形症になると考えられています。
顎変形症の治療には全体矯正と外科矯正の両方が必要になる場合がある
顎変形症は上顎と下顎のバランス異常による症状なので、歯列矯正だけでは治療ができないケースがあります。顎の骨を削ったり切除するなどの外科手術と歯列矯正の両方が必要となるケースがあり、外科手術を行う場合には入院手続きが必要です。
顎変形症の外科手術は全身麻酔で行うため、治療前に精密検査が行われます。全身麻酔は麻酔科による検査で行われるので、トラブルの心配はほとんどありません。手術後は顎の骨の癒着を待ち、従来の矯正治療と同じように矯正装置を装着して治療が行われます。