矯正治療にデメリットはある?歯列矯正の前に覚えておきたい注意点
治療費が高額になりやすい
矯正治療は基本的に各歯科医院が費用を設定できる自費診療であり、保険適用外となるので治療費は高額になりやすいです。そもそも矯正治療には専門の技術や設備を要するので、治療費には技術料と設備の使用料が含まれています。
また、ワイヤー矯正やマウスピース矯正に使用する材料費も専用の素材を使用していることも、高額になる要因です。治療を目的とした場合は保険が適用されるケースもあり、分割払いが可能な歯科医院もあるので治療前に歯科医と相談しておきましょう。
痛みや違和感が発生するケースがある
矯正治療は歯を動かす治療のため、歯が動くタイミングで痛みや違和感が起こりやすくなります。歯列の状態によっては歯を大きく動かす必要が出てくるため、感じる痛みも変わってくるのでどの程度の痛みかは一概に言えません。
また、矯正治療中は装着している装置が口内に違和感を与える要因にもなりやすく、慣れるまでに時間がかかる場合があります。痛みや違和感を感じる程度には個人差があるので、気になる方は治療の前に一度歯科医に相談して自分に合った治療方法を提案してもらいましょう。
矯正治療中の装置が見た目に良くない
矯正治療中は装着している装置が審美性に影響し、見た目が良くないと感じることが多いです。特にワイヤー矯正による治療中は、前歯に装着しているブランケットが口を開けるたびに目立つため、見た目が気になるという患者様も多いことでしょう。矯正治療中の見た目が気になる方には、透明なマウスピースを装着するマウスピース矯正がおすすめです。
ただし、マウスピースを口にはめた際に若干唇の付近が膨らんでしまう場合があるので、そういうケースがあるという点を覚えておいてください。